FROST RIVER


19世紀半ば、誰もが金脈さがしに夢とロマンを見たゴールドラッシュ。人々は一獲千金を夢見て西部に押し寄せ、砂金掘りに夢中になりました。砂金掘りは肉体労働であり、彼らが使用するバッグは軽さと丈夫さが求められました。 現代であれば、非常に丈夫で軽く防水性も兼ね備える化学繊維がありますが、当時は当然そのような便利な素材はありません。 長い年月を経て人々が考え出したのが、丈夫で軽いコットンキャンバスにワックスを染み込ませ防水性を持たせた生地と、これまたちょっとやそっとでは切れる心配のない丈夫な分厚いサドルレザーを使用することでした。ワックスドコットンキャンバスとレザーの接合は、当時比較的手に入りやすかったブラス(真鍮)のリベットを何本も打ちつけるという、アメリカらしい方法でした。 それらは、使い勝手の良さと、ハードな作業に耐えうる丈夫さから瞬く間に人々に広まりました。 しかしながら、化学繊維の開発とともに、それら天然素材を使用したバッグは人々の記憶から消えていきました。

時を経て、Cliff Jacobsonは五大湖の一つスペリオル湖のほとりDuluthの地でこの伝統的なバッグを復活させました。 ゴールドラッシュ時代同様に、余計な装飾や機能は一切排除し、「使いやすさ」 と「丈夫さ」というバッグとしての本質のみを追求し、職人の丁寧な手作業によって シンプルに仕上げられたそのバッグは、とても新鮮で美しく見えます。 アメリカの歴史が生んだ本当の使いやすさと、それを生むクラフトマンシップ。 Frost Riverは古き良きアメリカを感じることができる逸品です。

ワックスドコットンキャンバスを使用。 アメリカンコットンから生成されたヘビーオンスの糸をしっかりと織り上げたキャンバスに伝統的な製法でワックスを染み込ませてあります。 これはアメリカやヨーロッパで使用されてきた手法で防水性に優れるだけでなく、生地が「呼吸する」ことができるので、バッグ内が蒸れることなく、快適に使うことができます。 また、Frost Riverのキャンバスは1本1本が太く、その太さも均一ではない糸を使用しているため、使い込むほどに「アタリ」が出て、独特の風合いも味わうことができます。
【 ワックスドコットンキャンバスの特性 】 Frost River製品はキャンバス(頒布)にワックスを染み込ませた生地を使用しております。 この生地の特性として、折り曲げた際に生地内のワックスが移動し表面が白く見える「折シワ」がつくことがあります。 これはお使いいただくうちに再び馴染んで元に戻りますのでご安心ください。 また、同様にお買い上げいただいた時点でも折シワがついている場合がございますが、生地の特性ですのでご理解いただき長くお使いいただけますようお願いいたします。

【 ワックスドコットンキャンバスの利点 】 Frost Riverの製品にはワックスドコットンキャンバスが使用されています。 アメリカンコットンから生成されたヘビーオンスの糸をしっかりと織り上げたキャンバスに、 伝統的な製法でワックスを染み込ませてあります。 これはアメリカやヨーロッパで古くより 使用されてきた手法で、防水性に優れるだけでなく、生地が“呼吸する”ことができるの でバッグ内が蒸れることがなく快適にお使いいただけます。 最近では、GORE-TEXに代表される透湿防水生地が存在しますが、Frost Riverのワッ クスドコットンキャンバスは、一本一本が太く、また太さが完全に均一でない糸を使用して いるため、使い込むほどに“アタリ”が出て独特の風合いが出てきますので、最先端生地 にはない「使い込む喜び」を味わうことができます。
全12商品
並び替え
12商品中 1 - 12表示
  • 前へ
  • 1 ページ目
  • 次へ
【 CRAFTSMAN SHIP / HANDMADE IN THE USA 】 Frost Riverの製品は卓越した職人による手作業で作られています。レザーや生地の裁断、縫製、リベット打ち、検品まで全ての工程がひとつひとつ丁寧に職人たちによる手作業で作られています。 例えば、大きな機械を使って作ればもっと効率が良いかもしれません。でもそれはFrost Riverの望むところではありません。 Frost Riverは「良い製品を作ること」だけを見据えており、 その結果が職人によるハンドメイドなのです。 そうして生まれた製品は人間味のある豊かな表情をみせてくれ ます。 レザーの裁断面、打ちこまれたリベットの頭、縫製の糸一本 一本に至るまで、独特の風合いがあります。 それは、機械による大量生産品にはないハンドメイド品ならではの“味”であり“愉しみ”です。 職人のこだわりを是非味わって下さい。